記事: 150年以上受け継がれる、相馬の味。
150年以上受け継がれる、相馬の味。
福島県相馬市で、150年以上にわたり味噌・醤油づくりを続ける若松味噌醤油店。
大量生産ではなく、時間と手間を惜しまないものづくり。
新川商店は、その変わらない姿勢に惹かれ、この味を届けたいと考えました。

地域の食文化を支えてきた蔵
若松味噌醤油店は、福島県相馬市で150年以上にわたり、地域の暮らしとともに歩んできた味噌・醤油蔵です。
もともとは、農家の方々から大豆や米を預かり、それぞれの家庭の味噌を仕込み、お返しする「味噌つき」を中心に営んできました。
商品を販売するだけではなく、地域の食文化そのものを支えてきた存在です。
東日本大震災以降、本格的に一般販売を始めた今も、そのものづくりへの姿勢は変わることなく受け継がれています。

手間を惜しまない麹づくり
味噌づくりの要となる麹。
若松味噌醤油店では、昔ながらの「麹蓋(こうじぶた)製法」を受け継ぎ、一枚一枚丁寧に麹を育てています。
効率だけを考えれば、もっと大量につくる方法もあります。
それでもこの製法を守る理由は、目が届く規模だからこそ、安定した良い麹をつくることができるから。
大量生産ではなく、一つひとつの品質を大切にする姿勢が、150年以上続く味の原点です。

天然醸造だからこそ、時間を味方に。
現在では、温度管理によって短期間で仕上げる製法が一般的になっています。
一方、若松味噌醤油店では、時間をかけて自然の力で発酵・熟成させる"天然醸造"を続けています。
季節や気温と向き合いながら、ゆっくり育てられた味噌。
効率ではなく、おいしさを追い求めるために、昔ながらの製法を守り続けています。


偶然が生んだ、黒味噌。
黒味噌は、最初から商品として生まれたものではありませんでした。
東日本大震災で倉庫が被災し、保管場所の変更によって通常より長い時間熟成されたことで、色が濃く、深い味わいの味噌が生まれました。
当初は「色が濃すぎる」と販売をためらっていたそうですが、他地域ではその価値を高く評価する声が寄せられたことをきっかけに、新たな魅力として見直されました。
時間が育てた、若松味噌醤油店ならではの味わいです。

相馬から、新川商店へ。
新川商店が惹かれたのは、味だけではありません。
地域の文化を守り、昔ながらの製法を受け継ぎ、手間を惜しまないものづくり。
その姿勢に共感し、この味をもっと多くの方へ届けたいという想いから、今回の商品が生まれました。
お届けする味噌・醤油は、若松味噌醤油店で製造された商品を、新川商店限定パッケージでご用意した特別な商品です。
受け継がれてきた伝統の味を、ぜひご家庭でお楽しみください。
●相馬田舎味噌・特上(中甘)
毎日の食卓に寄り添う、定番の田舎味噌。
●相馬田舎味噌・超特(甘口)
米麹のやさしい甘みを楽しめる人気の甘口味噌。
●黒味噌
長い時間が育てた、濃厚で奥深い味わい。
●生醤油
若松味噌醤油店の伝統の味を、新川商店限定パッケージで。
つくり手の想いを、食卓へ。
新川商店が届けたいのは、「おいしいもの」だけではありません。
その土地で受け継がれてきた文化や、つくり手の想い、そして長い時間をかけて育まれてきたものづくりの価値です。
若松味噌醤油店との出会いを通して、相馬の豊かな食文化を皆さまの食卓へお届けできれば幸いです。
